インドを旅する駐在員

1978年 生まれのサラリーマン。2015年からインド ムンバイに在住。国内外問わず とにかく ビール と 旅 が大好き。  最近、白髪が増えてきた…

インドで一人旅『列車で行くしかないでしょ 』 EP.12

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-21.png

  • 電動リキシャ ちょっと肌寒い…。

POMAのリキシャは、速い

 

昨日までのチェキヲさんとの違いは明らかだ。

それは、運転手の気性の差なのか、車体のスペックの差なのか?

そういえば、チェキオさんの電動リキシャは、ボロボロだった…

 

4460が住むムンバイよりも北側に位置するジャイプール。

今日は、10月31日、もうすぐ11月。日本なら衣替えを終えていないといけない季節だ。

 

肌寒いのも当たり前か…。

POMAのフリース買おうかな…

 

  • 朝焼けのハワーマハール

POMA『ここを左に曲がったら、ハワーマハールだ』

 

『ハワーマハールへは、行ったのか?』POMAが尋ねてきた。

…昨日行ったよ。…

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_0442-1024x768.jpg

ラウンドアバウトを左に抜けると、突然、上半分だけ朝日を浴びるハワーマハール

 

ジャイプール市内の中心に造られているこの建物は、東西南北何処へ行くときも目に入る。また、ラウンドアバウト付近にあるため、地理が掴み切れていない旅行者は、右折、左折、直進したら、突然ハワーマハール。という状況になるのである。

 

POMA『止まるか?』 いや、先に進んでくれ…。

 

POMAのリキシャのスピードが、また少し上がったように感じた。

 

  • 朝日が昇る ジャル マハール

ジャイプール市内の平地をひたすら走ってきたが、進む道にも少しずつ傾斜がでてきた。やはりラジャスタン丘陵要塞群の一つ、アンベール城に向かっているのだから坂道にもなる。

 

今日は、歩いてこなくてよかった…。

 

突然、右側の視界が広がり、朝日が顔にあたる。

 

POMA『ジャル マハールだよ』突然の案内。

電動リキシャの運転手は、名ガイドが多いようだ。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_0445-1024x768.jpg

ジャル マハール

マン・サガル湖の中心に、マハラジャ、マド・シング1世(1750-1768)によって狩猟用ロッジとして考案され、1734年にジャイ・シング2世によって建てられた宮殿。ピンクの砂岩でできており、ラージプートとムガールの美学の融合により造られ、遠くのなだらかな丘を背景にして、宮殿はまるで湖水に浮かんでいるかのように見える。

 

おおっ…。凄い、いいやん。

 

あの中まで行ってみたい。

POMAに尋ねてみると、あっさり『中には入れません』

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_0447-768x1024.jpg

うーん…。あのブロッコリーみたいになってるところが気になる。

そこまで行って見てみたい。

 

しかし、朝日で後光がさして凄い逆光…。

帰りに、もう一度停まってもらおう。

 

  • いよいよ、アンベール城へ

ジャル マハールを出発すると、左右にうねる本格的な峠道となってきた。

 

ここで、POMAの運転も本格的な峠仕様の運転に変わる。三輪なのにとにかく早い。上り坂のカーブが続く峠道を三輪の電動リキシャで、前に走る車を追撃し、抜いていく

 

なんでもいいけど、無理はしないでほしい…

 

ふっと、峠の傾斜が変わる。ピークを越えて坂道が下りに変わったようだ。

あれっ…。

POMAのスピードが落ちる。

下り坂は、苦手のようだ

 

ゆっくりと左側の視界が開けはじめ、水辺が見えてくる。視線を前方に向けると稜線の先に建物が見える。ここからみても、大きい。

 

あれが、アンベール城だ。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_0459-1-1024x768.jpg

朝日に照らされ、静かに湖に映る アンベール城。早朝から出てきた甲斐があった。

 

次回は、いよいよアンベール城の内部へ。

今日はここまで。