インドを旅する駐在員

1978年 生まれのサラリーマン。2015年からインド ムンバイに在住。国内外問わず とにかく ビール と 旅 が大好き。  最近、白髪が増えてきた…

インドで一人旅『列車で行くしかないでしょ 』 EP.31

  • 常に左側に メヘランガール城を見ながら…

メヘランガールの城下町を散策するため、城を常に左側に見ながら、

反時計回りに歩き始める。

 

なぜ、反時計回りなのか?

 

特別な理由などない。単純に EP.28 でお世話になった親戚のおばちゃんの家のような宿から、時計台に向かうために歩きだしたら、

たまたま そうなっただけだ

 

階段井戸をあとに歩き始めると、城の東側を歩いていることになる。

このまま北側に向かう。

 

東側は、割と新しい住宅地だ。どちらかというと、昨夜の宿や時計台のある西側から南側にかけてが、城下町の旧市街地が固まっていて、ぐるっと一周城下町というわけではないのかもしれない。

前方から、たくさんの大きな声が重なって聞こえてくる。小さな学校があり校庭に子供たちが溢れかえっている。屈託のない笑い声歓声元気な話声を聞きながら、少し元気になって反時計回りにどんどん進む。

北側に向かって少しずつ傾斜が出てきた。傾斜が徐々に坂道に変わり始める

メヘランガール城の北側は丘陵地が広がるため、街は広がっていない。城の北側を回る道は、城のすぐそばのインコースをまわって西側に抜けることになる。そのかわりに、北側は、城と同じ高さまで丘陵を登る必要があるようだ。

地図を確認して歩きだすと、やっぱり高度が上がってきた。

高度が上がると景色も良くなる。

やっぱり、メヘランガール城 デカい

それにしても、高度が上がると坂が増える。坂が増えると汗をかく。汗をかいたら喉が渇いた…。

ビールが飲みたい…

  • ビールを求めた結果…。

暑さによる疲労と、脱水による倦怠感が隠し切れない。『歩いて散策する』とは決めたものの、乾季のインドでは、適度な休憩は、命を守るためにも必要だ。

どこかで、少し休憩しよう。そう思って歩いていると、小さな売店が見えてきた。

助かった~。少し休んでいこう。できればビールが飲みたい。

小さな売店は、狭い間口に袋菓子をのれんのようにハンガーにぶら下げている。ハンガーをよく見ると、お菓子ぶら下げる専用ハンガーのようだ。特注品か?それとも市販品なんだろうか…。

奥の薄暗い店内には、爺さんが小さな椅子に座って店番をしているようすが見える。

見た感じ 日本でいうところの駄菓子屋。とてもビールが出てくる雰囲気ではない。

 

だけど、ここはインド

チャレンジせずに後悔するぐらいなら、チャレンジして玉砕するほうがいい

 

ビールはありますか?

駄菓子屋爺『冷えたビール、あるよ

マジか…。あるんや…。一本ください

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んっ⁉緑色の瓶にカワセミのマークで『king Fischer』とか書いてないの?

 

そうか、もしかして地場のクラフトビールってやつですか!

 

駄菓子屋爺、やるやないか‼

一口飲んで、違和感が現実となる…。ナニコレ?

『FRUIT BEER』…。『NON‐ALCOHOLIC』…。これ、こどもびぃる やん…

 

さすが、駄菓子屋…

 

まあ、喉乾いてるから 何でもいい

早く飲みたい。駄菓子屋爺、もう一本‼

駄菓子屋で補給を終えたら、次は西側、路地裏巡りだ

 

次回は、青い路地裏へ。

今日はここまで。