インドを旅する駐在員

1978年 生まれのサラリーマン。2015年からインド ムンバイに在住。国内外問わず とにかく ビール と 旅 が大好き。  最近、白髪が増えてきた…

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

インドで一人旅『列車で行くしかないでしょ 』 EP.29

インド ジョードプルで、寄せ集めの海賊団… 大半のインド人がまだ活動していない早朝…。 メヘランガール城に時計台…。舞台は整った…。 あの、日本を代表する人気漫画『ONE PIECE/ワンピース』の 名場面をイメージした写真を撮りたい…。 舞台は整っている。 …

インドで一人旅『列車で行くしかないでしょ 』 EP.28

早朝のジョードプル 目覚ましが鳴りだす前に目が覚める。 時刻は、4:55。 素早く身支度を整えて、バックパックに荷物を詰め込む。 今日の午後には、列車に乗ってジャイサルメールへ移動するので、 親戚のおばちゃんの家風のこのホテルには、1泊だけの宿泊と…

インドで一人旅『列車で行くしかないでしょ 』 EP.27

・なんか自然な感じ 今日の宿に到着して最初に迎えてくれたのは、たくさんの子犬だった。 迎えてくれたと言っても、宿のメインゲートの前で、 授乳中のままみんなで寝てしまっただけらしい…。 起こさないようにそっと脇を通って、敷地へ入り建屋の扉を開ける…

インドで一人旅『列車で行くしかないでしょ 』 EP.26

日没 16:30 ジョードプル到着まであと2時間余り。 静かな車内で深夜特急を読んでいる。眠気を感じ 目を閉じる。 少し寝てもいいかな…。 17:45 ふっと目が覚めると、窓の外に夕日が見える。 一時間ほど眠っていたらしい…。 18:25 少し早いと思うが、乗客が降…

インドで一人旅『列車で行くしかないでしょ 』 EP.25

列車は、西へと進む ジャイプールを定刻に発車した列車は、7時間弱の道のりで 18:30 ジョードプル着を目指す。 列車の中でB1グレードの席は、スリーパータイプで体を横にすることもできる。 トイレもインド式と洋式の両方が完備され、それだけでも長旅なら安…

インドで一人旅『列車で行くしかないでしょ 』 EP.24

後ろ髪を引かれながら… ジャイプール市内から約20分、電動リキシャに乗って駅に向かう。 ジャイプールの電動リキシャの運転手は、みんな観光ガイドをやりたがる。 たとえ乗客がすでに訪れたことがあって、例えば、すでに写真に収めていたとしても、 自分に対…

インドで一人旅『列車で行くしかないでしょ 』 EP.23

ジャイプール最終日の朝 昨夜は、確かに早めに休んだ…。 でも、昨日も内容の濃い一日で、心身ともに疲れていたはずだ…。 今朝、目覚めると、やっぱり、朝の5時だった…。 今日も快晴! 回復していないわけではない、どちらかというと絶好調だ。 ただ、休みの…

インドで一人旅『列車で行くしかないでしょ 』 EP.22

純次の余韻… しかし、EP.21でのバイヤーの最後の一言、『タカダ ジュンジ』には、 4460を膝から崩れさせる破壊力があった。 ジュエリーデザイナー。ミスター無責任。じゅん散歩…。 あぁ。頭から離れない。少し歩いて町からの刺激で忘れよう。 しばらくボーと…

インドで一人旅『列車で行くしかないでしょ 』 EP.21

にーちゃんの正体… ジャイプール市街地のメインストリートで、偶然前から歩いてきた にーちゃん。 不思議な感じだが、今、一緒にテーブルを挟んで 2人で酒を飲んでいる。 ビールが飲めるBARは、何処にあるか知っていますか? 確かに4460は、そう、彼に尋ねた…

インドで一人旅『列車で行くしかないでしょ 』 EP.20

チェキヲさんとお別れ 電動リキシャの運転手、チェキヲさんとは、EP.07からの付き合いとなるが、 そろそろお別れだ。 4460は、宝石の町としてのジャイプールを見てみたいと考えているので、 リキシャが必要でなくなる。 ここからは足で稼いで、もっと見識を…

インドで一人旅『列車で行くしかないでしょ 』 EP.19

電動リキシャ運転手 チェキヲさんと何処へ行く? ジャル マハールの湖畔に腰掛けて、 サモサ バオを頬張ったら、おなかも少し落ち着いた。 さあ、チェキヲさん、何処に行こうか? チェキヲさん『モンキーテンプルへ行ってみるか?』 …んっ⁉モンキーテンプル……

インドで一人旅『列車で行くしかないでしょ 』 EP.18

電動リキシャ運転手 チェキヲさんと再会 ジャイガル要塞からの下り道をつたってアンベール城の脇を抜けて、 湖のほとりの駐車場まで戻ってきた。 時刻は、12時前。 早朝は、誰もいなかったこのスペースも、土産物やインドスナックを販売する露店、 観光にや…

インドで一人旅『列車で行くしかないでしょ 』 EP.17

チェキヲさん、お目覚め… アンベール城の広場から太陽門をくぐって外に出た。 今朝、象に乗って 登ってきた 坂道をくだる。 早朝と比べると日が高くなり暑くなってきた。 そして何より、大量のインド人が繰り出してきている。 ここはインド屈指の観光地アン…

インドで一人旅『列車で行くしかないでしょ 』 EP.16

光と影 アンベール城を出るため、4460は、順路に沿って出口の案内の方向へと進んでいた。 この城の正面は、北を向いている。 先ほどまで、東からの朝日を浴びた明るいところにいたが、 出口に向かうための順路となる西側は 影になる。 きらきらしていたマハ…

インドで一人旅『列車で行くしかないでしょ 』 EP.15

マハラジャ 居住区をちょっと覗き見 ガネーシャ門の中は 陰になるため、視界が少しだけ奪われる。 よろよろ歩いて門の出口にかかると、次は、太陽の眩しさにかなり視界が奪われる。 なんとか明るさに目が慣れると 、 そこに優美な建物に囲まれた緑のきれいな…